半径5メートルの革命

昨日は高円寺までブラブラと、
松本哉一揆を起こす作戦本部』
事務所開きに行ってきたよ。



雨がぽつぽつ降り出していたけど、
相当な数の人が集まっていた。



なぜかファミコンスーパーマリオブラザーズ
なんとかテニスのソフト差し込んでワールドが辺になるっていう
有名な(?)バグを実践して見せてくれたりして面白かった。


トリオフォーのまりんが出演した
カルトQYMOの回)を編集:利用したビデオが
面白かったな〜。すげー笑えた。


松本さんがだるまに目入れしたり、
なんだかいい感じなことになっていましたねぇ。


応援に来てた近所に住んでるっていう髭のお兄さんが、
最初は『ウルサイ連中だ』とか思っていたけど、
だんだん一緒にいて楽しくなってつるむようになったとか言ってた。
そんな風にご近所を巻き込むのって結構すごい。



事務所開きが終わって、
みんなで場所っぷに行ったんだけど、
すごいことになっていた。


 
 


話題の人が2人もいたからか、
とにかくすごい数の人でした。


なんか人が集まりすぎて(?)、
警官が何人も来てしまい、解散したのだけど、
結局僕は友達とその後も高円寺で喋っていた。


■半径5メートルの革命


ちなみに金曜の夜、ポッセのメンバーと、
remix編集部に野田努氏のインタビューに行った。


ポッセってのはどうやら、
『フリーター問題に取り組む若者によるNPO
てことになってるらしいので、
その辺の若者の労働問題とかについても
聞いてみたんだけど、野田さんの言う
『ポジティブフリーターになれ』
ちゅう答えは、目からウロコでしたよ。


ずっとフリーターで楽しく生きるとか、
モノを買わずに生きるとか、
携帯とかパソコンとか持たずに生きるとか、
そういう生き方にシフトすることで、
今より楽になる生き方を提示することもできると思うんだけど、
そういうことに気付かせないようにしているのが
今の(って昔は知らんけど)社会だと思う。


フリーターで生きてちゃ駄目だとか、
この雑誌に載ってるこういう服が欲しいとか、
携帯とパソコンを今どき持ってないのもなぁ〜とかって、
全部『思わされてる』だけだからなぁ。


松本さんのイベントなんかもそうだけど、
そういう今まで『そう思わされてきた』ことを
覆すような発想ってなかなか知ることは難しいし、
僕なんかもこういうことは昔から知りたかったけど、
なかなか伝わってこなかった。


ただなんていうかこう、野田さんも言ってたけど、
半径5メートルの革命ってのはとても重要だなと思う。
僕みたいにそれを見ることで、なんか変わっていける事もあるだろうし。


あとはやっぱり、音楽とかでもそうなってきている気はするなぁ。
お茶の間なんて漠然としたものはもうないだろうから。


例えばMySpaceに音源をアップして、
それが何百万アクセスとかになったら、
レコード会社からCDを発売することより、
よっぽど意味があると思う。


CCCDとかもそうだけど、
ああいうのを出されちゃうと、
『売りたい』とか『儲けたい』ということはすごくよくわかるけど、
『伝えたい』っていう気持ち(本当はこっちの方が重要なのに)
が、全然ないことだけしか伝わってこないんだな。
『作品』じゃなくて『商品』だから、
伝えたいことなんて何もないんだろうけどさ。


だったらファイル交換とか、タダでネット上におちている
音源なんかの方が、商品としてのCDより、
『作品』に一番重要な『伝えたい』ちゅう目的を、
一番果たしているから、むしろもうCDなんて
なくなっちゃえばいいと思う(なくならないとは思うけど)。