チェルシー バーンズ
以下のトークイベントを見に、
吉祥寺まで行ってきました。
ついでに吉祥寺のレコ屋でアナログ盤探してみたけど、
なかった⇒『Chelsea Burns』 by Keren Ann 出てないのかな。
菅直人と宮台真司が若者に語る会
トークライブ
菅 直人 & 宮台真司
「格差社会と若者の未来」
■内容■
国民主権を目指す民主党の大黒柱、菅直人さんと
若者に絶大な支持を受ける社会学者、宮台真司さんが
夢の競演。テーマは「格差社会と若者の未来」。
これからを生きる世代に明るい未来は待っているのか?
2人のオオモノに語ってもらいます。
■日時■
2007年3月3日(土)
18:40〜21:00(開場は18:20)
流れ:宮台講演⇒菅講演⇒2人の対談⇒会場からの質疑
宮台真司(もうすぐ50歳)が若者に向けて、
今更何言う気だ?という興味本位で参加したのですが、
若者に向けて、という部分に僕の誤解があって、
集まっていたのは基本的にHighbrowな学生(by 宮台真司)でした。
宮台先生、お誕生日おめでとうございます!
要するに、
医者が患者抜きで患者の症状について語る会、
だったワケですが、それはそれで構わないかな、と思いました。
基本的に社会問題とか考えてる層はHighbrowな層なので、
それに関しては何の文句もないです。posseもそうですしね。
宮台真司も講義の中で、
『社会運動は豊かな先進国に住んでいる学生にしか許されてない』
とか言ってた。そうかもなぁ〜。
『日本人が安い鱸(スズキ)を家族の為に買ってくることで、
タンザニア周辺ではドラッグによって子供が死んだりしている』(by宮台真司)
とか、Highbrowな学生(by 宮台真司)でもなきゃ考えないだろうしさ。
で、宮台真司の講義内容ですが、
それ自体はなかなか面白かったです。
おそらく疑問に思っている方も多いと思いますが、
何故多くの若者は社会問題に関心がないのか。
これ僕もずっと考えていたんですが、
宮台真司に言わせると、
等身大の人間関係で悩みの多い人は、
感情的安全を確保していないから、
政治的関心を持ちにくい。
ということらしいです。
Highbrowな学生さんには違和感なかったかも知れませんが、
リアルな格差社会人の僕には、
なんともアレな言葉の羅列が続き、ため息でました。
ユニフォーミティとかさ。今度使ってみよう。
あと、何故社会問題に若者が無関心なのか?
という問題について、
今日のイベントに行ったことで、
僕なりに『こうじゃないか?』と推測できたことがあります。
まぁ、ある意味で、ですが。
僕は会場についてから、
ずっと以下のようなことを考えていた。
会場が小汚くて、薄暗くて、壁が薄くて、声が筒抜け。
トイレも汚いし、暗い気分になる。
せっかくの休みなのにこんな所で講義なんて聞きたくない。
だったらすぐ側の井の頭公園でボーっとしてた方がマシ。
もちろんこれはひとつの意見に過ぎないですが、
「若者」が関わっているイベントなのに、
なんでこんなに陰気臭いんだろう、という感想を
ないがしろにするべきではないように思う。
次は会場で音楽でも流してください!
(それでも10年遅れてるけど、第一歩として)
でもきっと同じ感想を持つ人は多いはず。
社会問題って難しいよね。みんな背広着てたし。
会の終了時、宮台真司の言った一言が
すべてを物語っています。
『会場に無許可で撮影している方がいらっしゃいます。
あなた(参加者の一人を指差す)もそうなんですが、
終了後、全部没収です。
そういう社会常識をわきまえていただかないと
こういう所に来る資格はありません。』
ちなみに、
写真に写ってるパンフの裏にこんな広告が。。。
政治の現場でリアリティを感じてみませんか?
菅直人事務所では、学生インターンおよび
ボランティアを随時募集しています。
興味がございましたら事務所までご連絡ください。
詳細をお知らせします。
菅直人事務所(担当・加藤)
一緒に来ていたposseメンバーが言ってましたが、
ボランティア募集とか言ってないで、
フリーター雇ってください。格差是正の第一歩です。
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